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子供がピアノを始めるのに必要な物・必要な事

ピアノと動物

お子様がピアノを始めるのに、一体なにが必要なのか、ざっくりとまとめてみました。小さな小さなおもちゃのピアノから始めるお子様もいます。もちろん初めの数ヵ月はそれでも大丈夫です。もし今後もピアノを続けそうかな?と思ったら参考にしてみてください。

お子様がピアノを始めるのに必要な物と必要な事

ピアノを始めたいけど、始めさせたいけど、何が必要?
ピアノを置くスペースがないから無理、お金がないから無理、と初めから諦めている方!
楽譜はどうしたらいいの?他に必要な物が全く分からない、などなど。

ピアノを始めるにあたって、また今後必要になるものを細かく見ていきましょう。

必須!ピアノ

これがないと不可能とは言いませんが、ピアノは必要です。
始める段階で本物のピアノをご購入する勇気はなかなかないと思います。
最近では数万円で電子ピアノが手に入ります。まずはこの辺りから始めてみてはいかがでしょうか?

ただし、キーボードではなく、限りなく本物のピアノのタッチに近い物をお選びください。
本物のピアノの鍵盤は重いです。エレクトーンやキーボードの鍵盤は、触れれば音が出て非常に柔らかいです。キーボードに慣れている方は指が鍛えられずふにゃふにゃの方が多いので、同じお金を払うのであれば、電子ピアノをご購入下さい。

本物のピアノをご購入される場合は、先生に相談されてからご購入をお勧めします。
調律も必要ですし、どこのメーカーのピアノを買うか、信頼できるピアノ販売店や調律師さんやをご紹介くださると思います。ピアノは一生もので長いお付き合いをします。年に1度か2度のメンテナンスが必要です。

楽譜・ワークなどのテキスト

楽譜は教科書と同じなので、何かを習うのには必ず必要です。
初めは先生から言われた楽譜をご購入することになるでしょう。

お子様の場合は、自分だけの真新しい楽譜で始めることにワクワクするものです。最初の頃はなるべく新品の楽譜を買ってあげましょう。

楽譜を安く手に入れる方法
・メルカリ
・図書館でコピーする
・プリント楽譜などサイトを利用する

子供用の楽譜はありませんが、上級者向けには、ペトルッチというサイトで無料でダウンロードでき、私は良く利用しています。

メトロノーム

お勧めは、何といってもクラシカルな振り子タイプのカチカチ鳴るうるさいメトロノームです。

電子タイプもありますが、音が電子音で小さいので初心者の方には使いづらいでしょう。
もしメトロノームに合わせて練習することに慣れたら、電子タイプも良いでしょう。

電子ピアノには備え付けの機能がありますので、そちらを利用されるのもいいと思います。
そして最近ではメトロノームの携帯アプリもあります。

メトロノームを使う目的は2つあります。
①メトロノームに合わせて、同じ速さで練習する。
②曲をどの位の速さで演奏するか、メトロノームで速度を確認する。

曲には作曲家が指定したテンポがあります。曲を練習し始める前に、まずはテンポを知ることが大切です。同じ曲でも、すごくゆっくり弾くのと、速く弾くのでは曲のイメージが全く違います。イメージ作りの為にもメトロノームでテンポを把握しましょう。

足台

身長がまだ小さい小学校低学年頃までは足台が必要です。
足をプランプランさせて演奏すると、体重を支えることができずに力が入らない演奏になってしまします。また、腰で体を支えることになってしまうので、腰痛の原因にもなります。

足台には、ペダル付きとペダル無しの物があります。

ペダル付きで2万円~4万円ほどでお安くはないのですが、上達が早い子は、低学年でペダル付きの曲が出てきます。ペダル付きがあると、曲の幅が広がります。

ペダル無しは1万円しないで購入できます。
ご両親が手作りで足台を作られる方もいらっしゃいます。

ペダルがあるかないかは、レベルに合わせてご検討されると良いと思います。
子供の成長は早いので、直ぐに足台が不要になってしまうのですが、足台は必須です。
必ずご用意ください。

ご両親の理解

ピアノの練習は、想像以上に騒音です。
練習しても嫌な顔をせずにいてあげてください。
一気に弾く気がなくなっちゃいます。。。

ご両親が音楽に精通している必要は全くありません。
ただ暖かく見守って、理解をされるだけで十分だと思います。

事実、ご両親が熱心な方は、お子様の上達も早いのも事実です。中学校に入るころまでは、ピアノの上達にご両親の力が非常に重要になってきます。

まとめ

ピアノを始めるのに必要な物を上げてみました。
お子様がピアノを始めるには早ければ早い方が良いです。止めるのはいつでもできます。
必要な物も、徐々に揃えていけば問題ありません。

先ずは初めの一歩を踏み出しましょう!